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建築工事 市場単価動向

建築工事 市場単価動向

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平成31年3月調査 対象地区:東京

<価格動向[東京]>

<市況(現況と見通し)[東京]>

鉄筋工事(市場単価)

先行き気配

川崎現行価格維持の姿勢から、横ばい

 RCラーメン構造 階高3.5~4.0m程度  形状単純・運搬費別でトン当たり52,000円と前号比変わらず。オリンピック関連施設などの大型工事の需要は山場を過ぎたものの、依然として工事量は堅調に推移している。ただし、先行きは需要が減少するとの見方が強く、専門工事業者は現行価格維持の姿勢をみせている。総合工事業者も安定的な労働者確保を優先し、値下げ要求は控えている。先行き、横ばい推移の見通し。

コンクリート工事(打設手間)(市場単価)

先行き気配

正岡労働者確保に課題も、横ばい

 躯体コンクリート ポンプ打ち打設手間でm3当たり920円と前号比変わらず。都内では再開発事業を中心に工事量は堅調に推移している。しかし、春先以降の工事量は減少する見通し。こうしたなか、専門工事業者は休業日を増やすなど労働者の安定確保に取り組んでおり、そのコスト上昇分を価格に上乗せしたい意向である。一方、総合工事業者も一定の理解を示しつつも交渉は進んでいない。先行き、横ばい推移の公算大。

型枠工事(市場単価)

先行き気配

正岡都心部の再開発事業堅調、横ばい

 普通合板型枠 ラーメン構造 地上軸部階高3.5~4.0mでm2当たり4,900円と前号比変わらず。都内の平成30年マンション着工戸数は3万4千戸(国交省調べ)で前年比18.0%の減少。都心部の再開発事業などにより、今のところ工事量は確保されているものの、先行きは需要が減少すると見る向きが多い。専門工事業者は現行価格維持の意向で、総合工事業者も様子見の姿勢から、先行き、横ばい推移の公算大。

絶縁ケーブル工事(市場単価)

先行き気配

岡部工事量堅調、先行き強含み

 VVF 2.0mm 2心 ころがし配線でm当たり360円と前号比変わらず。需要は都市開発事業等がけん引し、堅調に推移。専門工事業者は資材・労務費の上昇懸念から、契約単価の引き上げを求めて選別受注の姿勢を強めている。総合設備工事業者も労働者確保から、一定の理解を示すものの、値上げへの抵抗は強く、交渉に進展はみられない。今後も専門工事業者の強気な姿勢は続くと見る向きが多い。先行き、強含みの公算が大きい。

保温工事(ダクト)(市場単価)

先行き気配

今川労働力確保を優先、強含み

 長方形ダクト(グラスウール保温材屋内隠ぺいダクトシャフト内 厚さ25㎜)で㎡当たり6,080円と前号比変わらず。都心部ではオリンピック関連施設や再開発事業がけん引し、工事量は堅調に推移。専門工事業者は高い稼働率を背景に、契約単価の引き上げに向け売り腰を強めている。これに対し、総合設備工事業者も労働者確保を優先し、柔軟な交渉姿勢を示し始めている。先行き、強含みの公算が大きい。

鉄骨工事(工場製作費)

先行き気配

森中好調な建設需要により、上伸

 S造事務所 溶接長120m/t 施工規模500tはトン当たり56,600円と前号比2,200円の上伸。都心部の工事量は、再開発物件や物流倉庫など大型物件が好調に推移。鉄骨加工業者は高水準な稼働率を背景に、採算を確保すべく選別受注を実施している。総合工事業者も加工先確保を優先しているため、高値が浸透した。春先にかけて新規の工事は一服するとの見方が大勢を占めており、先行き、横ばいの公算が大きい。

問い合わせ先

一般財団法人 建設物価調査会 
調査統括部 調査統括課
TEL:03-3663-3892

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