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建築工事市場単価の市況動向

建築工事市場単価の市況動向

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掲載以外の市場単価については「建築コスト情報」をご覧ください。

平成29年9月調査 対象地区:東京

<価格動向[東京]>

鉄筋工事(市場単価)

先行き気配

川崎労働需給のタイト感増、強含み

 RCラーメン構造 階高3.5~4.0m程度  形状単純・運搬費別でトン当たり50,000円と前号比変わらず。夏場以降、再開発事業を中心に需要は回復傾向にあり、専門工事業者の労働稼働率は高水準で推移している。今後も需要は堅調に推移すると予想され、労働需給のタイト感が増すものとみられる。総合建設業者は労働者確保を優先し、専門工事業者の値上げ要請に柔軟な姿勢を示している。先行き、強含みの見通し。

コンクリート工事(打設手間)(市場単価)

先行き気配

正岡値上げ交渉進展なく、横ばい

 躯体コンクリート ポンプ打ち打設手間でm3当たり820円と前号比変わらず。湾岸エリアや再開発工事などを中心に現場作業員の稼働率は高い状態が続いている。専門工事業者は労働者不足への懸念から値上げ交渉を進めているが、進展はみられない。今後、工事量は増えると予想され、総合工事業者も労働者確保を優先する姿勢を強めるものとみられる。先行き、強含みで推移する公算大。

型枠工事(市場単価)

先行き気配

正岡需給均衡、横ばい

 普通合板型枠 ラーメン構造 地上軸部階高3.5~4.0m程度で、m2当たり4,900円と前号比変わらず。7月の都内マンション着工戸数は前年同月比9.2%減(国交省調べ)と低調だが、再開発工事など大型物件が堅調に推移しており需給は均衡している。今後、需要が増加する見込みから、専門工事業者は労働者不足を理由に値上げの意向を示すも、総合工事業者の調達姿勢は厳しく、交渉は平行線。先行き、横ばい推移の公算大。

軽量鉄骨下地工事(市場単価)

先行き気配

和田人件費の上昇を受け、上伸

 軽量鉄骨壁下地 65形 直張りでm2当たり1,590円と前号比40円の上伸。専門工事業者は現場作業員の社会保険加入徹底など人件費の上昇を理由に値上げを実施。総合工事業者も労働者の待遇改善に理解を示し、値上げ額の一部を受け入れた。再開発工事等で需給は引き締まるとみられ、専門工事業者は現場作業員不足の懸念と材料メーカーが値上げを打ち出したことで、引き続き値上げ交渉を行う姿勢。先行き、強含みの見通し。

絶縁ケーブル工事(市場単価)

先行き気配

浮須値上げ額の一部が浸透、上伸

 VVF 2.0mm 2心 ころがし配線でm当たり350円と前号比10円の上伸。材料価格の上昇を背景に、専門工事業者が契約単価の引き上げに努め、値上げ額の一部が浸透した。今後、都内ではオリンピック関連など大型工事の本格化で工事量の増加が見込まれており、労働需給のひっ迫が懸念される。材料価格も強含んでおり、専門工事業者の値上げ姿勢は一層強まると予想される。先行き、強含みで推移する公算が大きい。

衛生器具取付費(市場単価)

先行き気配

萩生田価格交渉進展なく、横ばい

 大便器(洗浄弁式便器)取付工事で組当たり20,000円と前号比変わらず。都内では引き合いが増加しているものの、現状は労働需給にひっ迫感は見られない。こうしたなか、専門工事業者は値上げ交渉を行っているが、総合設備工事業者の抵抗が強く、交渉は難航している。今後は、再開発需要などの本格化から工事量の増加が見込まれており、専門工事業者の選別受注が進む可能性もある。先行き、強含みの公算が大きい。

問い合わせ先

一般財団法人 建設物価調査会 
調査統括部 調査統括課
TEL:03-3663-3892

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