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建築工事 市場単価動向

建築工事 市場単価動向

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掲載以外の市場単価については「建築コスト情報」をご覧ください。

平成30年9月調査 対象地区:東京

<価格動向[東京]>

<市況(現況と見通し)[東京]>

鉄筋工事(市場単価)

先行き気配

川崎労働者確保を優先し、1,000円の上伸

 RCラーメン構造 階高3.5~4.0m程度  形状単純・運搬費別でトン当たり52,000円と前号比1,000円の上伸。オリンピック関連施設や再開発工事を中心に、都心部の工事量は高水準で推移している。夏から秋にかけて工事が集中する見通しで、工程遅延を懸念した総合工事業者が労働者確保を優先し、専門工事業者の値上げ要求を受け入れた。総合工事業者はさらなる値上げには難色を示しており、先行き、横ばい推移の公算大。

コンクリート工事(打設手間)(市場単価)

先行き気配

正岡需要堅調に推移も、横ばい

 躯体コンクリート ポンプ打ち打設手間でm3当たり920円と前号比変わらず。湾岸エリアや都心部の大規模再開発工事の本格化により、需要は堅調に推移している。専門工事業者は高い稼働率を背景に価格を引き上げたい意向にある。一方、総合工事業者は繁忙期の労働者確保の観点から一定の理解を示すものの、値上げに対しては抵抗が強く、交渉は進展していない。先行き、横ばいの公算が大きい。

型枠工事(市場単価)

先行き気配

正岡需要本格化も、横ばい

 普通合板型枠 ラーメン構造 地上軸部階高3.5~4.0mでm2当たり4,900円と前号比変わらず。東京都の4~7月の新設マンション着工戸数は前年同期比19%減少(国交省調べ)で低調だが、都心部などの再開発工事が本格化しており、労働需給にタイト感が出ている。高い稼働率を背景に専門工事業者は契約単価の引き上げを図っているが、工事量確保のため安値受注もみられ交渉は進展せず。先行き、横ばい推移の公算大。

絶縁ケーブル工事(市場単価)

先行き気配

岡部値上げ額の一部が浸透、なお強含み

 VVF 2.0mm 2心 ころがし配線でm当たり360円と前号比10円の上伸。再開発事業などを中心に工事量は堅調に推移。専門工事業者は好条件の物件を選別して受注を進め、契約単価の引き上げを図っていたが、総合設備工事業者は労働者確保を優先し値上げを受け入れた。大型工事の本格化など年度末に向けて、労働需給は引き締まる見通しであり、専門工事業者の強気な姿勢は続くとみられる。先行き、強含み推移の公算が大きい。

衛生器具取付費(市場単価)

先行き気配

萩生田労働需要引き締まりの見通し、強含み

 大便器(洗浄弁式便器)取付工事で組当たり20,400円と前号比変わらず。首都圏の再開発事業を中心に工事量は増えているが、労働需給にひっ迫感はみられない。専門工事業者は、先行き工事量が増加することを見据え値上げ交渉を進めているものの、総合設備工事業者は難色を示している。オリンピック関連工事の本格化などで年度末に向け、労働需給が引き締まることが予想される。先行き、強含みの公算が大きい。

鉄骨工事(工場製作費)

先行き気配

森中堅調な需要を背景に、3,500円の上伸

 S造事務所 溶接長120m/t 施工規模500tはトン当たり54,400円と前号比3,500円の上伸。再開発プロジェクトなど大型物件を中心に需要は堅調に推移。鉄骨加工業者は高水準の工場稼働率を背景に、採算確保に向けた値上げ交渉を継続。数カ月先の受注を確保した加工業者も多いなか、総合工事業者は加工先の確保を優先し、値上げを受け入れた。足元の鉄骨需要に弱まる気配はなく、先行き、強含みで推移しよう。

問い合わせ先

一般財団法人 建設物価調査会 
調査統括部 調査統括課
TEL:03-3663-3892

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