主要建設資材の市況動向と価格動向

主要建設資材の市況動向 平成26年3月10日現在
対象地区:東京

<総括>
 今月の東京における建設関連主要10資材の需要動向は、公共工事、民間建築工事とも増加傾向が継続し堅調に推移しているものの、労務需給のひっ迫状況に大きな変化はなく依然として懸念材料となっている。
 価格面では、前月比(以下同じ)上伸が、レディーミクストコンクリート、コンクリート型枠用合板の2資材。変わらずは異形棒鋼、H形鋼、セメント、再生砕石、再生アスファルト混合物、電線、ガス管の7資材。下落が燃料油の1資材である。レディーミクストコンクリートは、需要家が値上げ交渉の長期化による納入遅れを避けるため、協組が6月に打ち出した値上げの一部を受け入れた。コンクリート型枠用合板は、流通筋が輸入コスト上昇に伴い売り腰を強め3カ月連続で上伸。燃料油は、販売数量の低迷から元売り各社が仕切価格を引き下げ、流通筋もこれに追随し下落。
 異形棒鋼は変わらず。需要が再び盛り上がると予想されている夏前までは、メーカーおよび流通各社と需要家の姿勢はともに変わらず、こう着状態が続くとみられる。目先、横ばい推移。
 H形鋼は変わらず。流通各社は値上げ交渉を進めているが、鉄くず価格が下落基調にあることから需要家の警戒感は強く、流通業者が価格を転嫁するのが難しい状況。目先、横ばい推移。
 セメントは変わらず。値上げの早期受け入れを図るため、有額回答の得られない需要家に対し、一部メーカーでは出荷停止も視野に入れるなど販売姿勢を強めている。先行き、強含み推移。
 レディーミクストコンクリートは上伸。販売業者は現行の値上げ幅では不十分とし交渉を継続する意向にあるが、需要家はこれ以上の値上げ受け入れには難色を示している。先行き、横ばい推移。
 再生砕石は変わらず。小口物件が主体のため需給が引き締まるまでには至っていないものの、運搬費の値上がりで採算が悪化しているメーカー各社は、値上げの動きを強めている。目先、強含み推移。
 コンクリート型枠用合板は上伸。年度末を迎えて荷動きが活況を呈するなか、流通筋はコスト上昇分をさらに販売価格へ転嫁する意向。目先、強含み推移。
 再生アスファルト混合物は変わらず。メーカー各社は運搬費と製造コストの上昇から経営圧迫への危機感を強め、新たな値上げ交渉に取り組んでいる。しかし、工事の採算を重視する需要家の指し値は厳しい。先行き、横ばい推移。
 電線は変わらず。原材料である銅価格は国際情勢や為替の影響で、今後の動向は不透明だが、短期間で大幅に動くとの見方は少ない。先行き、横ばい推移。
 ガス管は変わらず。今後、職人不足等により発注が遅れている案件が動き出すことも予想されるが、大口需要につながる案件は少ないとの見方が強い。先行き、横ばい推移。
 燃料油は下落。今後は年度末の需要期であること、消費税増税前の駆け込み需要が期待されることから、需給はひっ迫するとの見方が強い。目先、強含み推移。
<価格動向[東京]> (注)カラー亜鉛鉄板は2014年4月号から特約店(B)価格に変更しました。 
品名 規格 単位 価格 前月価格 前月比 気配 掲載ページ 市況と価格推移
異形棒鋼 SD295A D16 t 69,000 69,000 16
H形鋼 SS400 200×100×5.5×8mm t 83,000 83,000 22
中厚板 無規格品 16〜25×1,524×3,048mm t 76,000 76,000 36
カラー亜鉛鉄板 0.35×914×1,829mm 1,113 1,113 50
セメント 普通ポルトランド バラ t 10,300 10,300 75
レディーミクストコンクリート 18-18-25(20) 普通ポルトランド(17区) m3 12,700 12,500 86
再生砕石 再生クラッシャラン 40〜0mm(17区) m3 1,150 1,150 125
管柱 杉(KD) 3.0m×10.5×10.5cm m3 70,000 70,000 156
コンクリート型枠用合板 12×900×1,800mm 輸入品 1,310 1,280 172
ストレートアスファルト 針入度60〜80 ローリー t 100,000 100,000 217
再生アスファルト混合物 密粒度13(14区) t 9,900 9,900 209
600Vビニル絶縁電線 W 1.6mm 単線 m 25.2 25.2 525
配管用炭素鋼管(ガス管) 白ねじ付き管 50A 4m 4,100 4,100 636
硬質ポリ塩化ビニル管 VP100A 4m 3,330 3,330 656
軽油 ローリー L 114 115.5 770
鉄くず ヘビーH2 t 24,000 28,000 776
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●問い合わせ先 一般財団法人 建設物価調査会  調査統括部 調査統括課 電話:03−3663−3892

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